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2011年10月 6-7日 – Gaussian/SAC-CI 講習会「SAC-CIで論文を書こう! 基礎理論から実際の研究まで」
終了しました。 量子化学研究協会研究所(QCRI) 主催Gaussian Inc. (USA) 後援 SAC-CI法は、光と分子の励起状態が絡む幅広い科学をカバーすることのできる、信頼性の高い量子化学理論であり、世界最大のシェアを持つ汎用量子化学プログラムGaussianに組み込まれています。本講習会では、GaussianとSAC-CI法を利用して、分子の励起状態やイオン化状態の科学を研究しようとする方や、光材料の開発・設計に活用しようとお考えの方、生物の光機能の仕組みの解明やその利用に応用しようと考えておられる方などを対象に、計算法の基となる量子化学理論から分かりやすく解説し、理論に基づく正しい計算法とノウハウを実際の演習と共に講述します。講師陣にはSAC-CI法の提案者と開発者を迎え、高レベルでありながら分かりやすい講習を行います。 SAC-CI講習会は今回で4回目となりますが、今回の講習は「SAC-CIで論文を書こう!」をコンセプトに、量子化学計算に馴染みのない方々にもSAC-CI計算を用いた実際の研究のノウハウを学んでいただき、論文執筆に値する研究を推進していただきたいという趣旨の基に企画されました。具体的には、計算対象と計算法の選択、SAC-CI計算の入力ストリームの作成、計算結果の見方と吟味およびTable化、計算スペクトルの作成などの実習部分を充実させ、SAC-CI計算の論文執筆方法についても解説と演習を予定しております。これらの講義・実習は基礎的な内容からしっかり行いますので、学生の皆様はもちろん、これから励起状態計算を学びたいアカデミック研究者や企業の研究者の方々も、お気軽にご参加ください。 また1日目の講習終了後、同会場内で懇親会を行う予定です。懇親会では、茶話会のような雰囲気で講習中に質問できなかったことや、Gaussian/SAC-CI全般についての相談、講師並びに参加者同士の交流を深める場として活用して頂きたいと思いますので、講習会と併せてご参加くださるよう、ご案内致します。 PDFファイル(1.09MB) 日時 2011年10月6日(木) – 7日(金) 10月6日(木): 講習と演習: 10:30 – 17:30頃、懇親会: 18:00頃より 10月7日(金): 講習と演習: 9:00 – 17:00 場所・アクセス 京都テルサ(JR京都駅・近鉄東寺駅・地下鉄九条駅のいずれかで下車) 東館3階 B・C会議室(講習・演習・懇親会) アクセス(地図): 対象 GaussianとSAC-CIを利用して、光と励起状態の絡む科学と研究開発に興味ある方 参加費(1名に付き) 企業・一般:5万円アカデミック関係:3万円学生:2万円(ただし、成績優秀者には奨学金制度あり) 申し込み方法 参加希望者は一人ずつ参加申込書(Word又はPDF)に記入し、e-mailにてy.itohqcri.or.jp に添付・送信下さい。 参加費は銀行振込(三井住友銀行伏見支店 普通預金No. 1566776、名義:特定非営利活動法人 量子化学研究協会 理事 中辻 博 (トクテイヒエイリカツドウホウジン リョウシカガクケンキュウキョウカイ リジ ナカツジヒロシ)をご利用ください。 ご入金が確認できましたら、参加証をe-mailにてお送り致します。 この参加証を当日必ずご持参ください。 持参するもの 参加証 ノートパソコン … Continue reading