2010年 6月10-11日 – Gaussian/SAC-CI講習会のご案内

共催: Quantum Chemistry Research Institute (QCRI), Quantum Chemistry Research & Development (QCRD)
後援: Gaussian Inc. USA

 

お知らせ(6月17日)

第1回Gaussian/SAC-CI講習会にご参加の皆様には、熱心かつ活発にご受講頂き、ありがとうございました。すでにお約束しておりましたとおり、第2回Gaussian/SAC-CI講習会を8月12日(木)-13日(金)、前回と同じ要領で京都駅前の「キャンパスプラザ京都」で開催いたします。第1回は予想を上回る好評で、席数の関係から早々と申込みを締め切らざるを得ませんでした。そこで第2回は、基本的には第1回の内容を踏襲しながら、前回ご参加の皆様から頂きましたアンケートをもとに改善を図り、GaussianとSAC-CIをより容易にご理解頂き、研究や開発の現場でやさしくお使い頂けることを目指します。詳しい講習プログラムは現在作成中で、決まり次第本ホームページやメール等で御連絡いたします。皆様の熱心な御参加を期待いたしております。とりあえずお申込みの方は、前回の申込み用紙(Word 又は PDF)を使って、y.itohqcri.or.jp (伊藤)までお願いいたします。

代表 中辻 博

重要:Gaussian/SAC-CI講習会に参加される皆様へお知らせ(6月3日)

本講習会ではWindows PCを使ってGaussianがインストールされている計算サーバに接続するため

を各参加者のPCにインストールして頂きます。講習会を迅速に進めるため、当日までに上の二つのソフトをインストールして頂きますことをお願いしております。これらのソフトのインストール方法及び、簡単な使用法は説明書(3.12MB)をご覧ください。疑問点がございましたら、nakashimaqcri.or.jp (中嶋 浩之)までご連絡ください。

お知らせ(5月27日)

当講習会に多数のお申し込みを頂きありがとうございます。まことに勝手ではございますが、座席数の都合上、募集を打ち切らせて頂きました。どうぞご了承のほどお願いいたします。この事態に対応するため第二回講習会を近じか開催する予定です。今回ご参加頂けなかった皆様には、次回の講習会の詳細が決まり次第ご案内させて頂きますので、ご希望の方は y.itohqcri.or.jp までその旨ご連絡ください。

お知らせ(5月26日)

当講習会に多数のお申し込みを頂きありがとうございます。まことに勝手では ございますが、座席数の都合上、あと若干名で募集を打ち切らせて頂きます。どうぞご了承のほどお願いいたします。この事態に対応するため、第二回講習会 を近じか開催する予定です。今回ご参加頂けなかった皆様には、次回の講習会の詳細が決まり次第ご案内させて頂きますので、ご希望の方は y.itohqcri.or.jp までその旨ご連絡ください。

Gaussian/SAC-CI講習会

  計算化学の飛躍的な進歩と信頼性の向上とともに、量子化学計算を研究開発の指針作りや日常の道具として利用する研究者が増えてきました。本講習会では、Gaussianとその中に含まれているSAC-CIプログラムを使って、分子と光がもたらす幅広い科学と化学を、分子軌道法とSAC-CI法を使って研究する方法を豊富な演習を交えて講述します。
  Gaussianプログラムはご存知の通り、世界最大のシェアをもつ汎用量子化学プログラムパッケージであり、経験的手法からDFT、そして高度なab initio計算までカバーしており、原子・分子の化学と物理を理論的に研究したり解明したりするためには欠かせないプログラムパッケージです。SAC-CI法はこのGaussianに搭載され、光と分子の励起状態が絡む幅広い科学を研究するための信頼度の高い量子化学理論です。本講習会では、GaussianとSAC-CI法を利用して、分子の励起状態やイオン化状態の科学と化学を研究しようとする方、これを光材料の開発や設計に活用しようとお考えの方、また、生物の光機能の仕組みの解明やその利用に応用しようと考えておられる方、などを対象に、計算法の基となる量子化学理論から分かりやすく解説し、理論に基づく正しい計算法とノウハウを、実際の演習と共に講述します。講師陣にはSAC-CI法の提案者と開発者を迎え、高レベルでありながら分かりやすい講習を行います。また、懇親会では講習中に質問できなかったことを講師に質問できる場や参加者同士の交流を深められるアットホームな場を提供しますので、講習会と併せて是非ご参加ください。


PDFファイル(260KB)
日時 2010年6月10日?11日
 6月10日(木):
  講習と演習: 午前10:30 ? 午後5:00
  懇親会: 午後6:00より
 6月11日(金):
  講習と演習: 午前9:00 ? 午後5:00
場所・アクセス キャンパスプラザ京都 (JR京都駅北口をJR沿い西へ徒歩5分位)
2階、第一会議室(講習と演習)、Hall (懇親会)
対象 GaussianとSAC-CIを利用して、光と励起状態の絡む科学と分子設計に興味ある方
参加費
(1名に付き)
企業参加: 5万円
アカデミック: 3万円
学生: 2万円
(懇親会費: 6千円 (参加は任意ですが、お勧めいたします))
申し込み方法 参加希望者は一人ずつ下の参加申込書(Word, PDF)に記入し、e-mailにて、 y.itohqcri.or.jp に添付・送信のこと。
参加費は銀行振り込み(京都銀行桂支店普通預金No. 3485021 QCRD 代表 中辻 博)をご利用ください。入金を確認の上、参加証をe-mailにてお送りいたします。
この参加証を当日必ずご持参ください。
持参するもの 参加証,
ノートパソコン

  • GaussianとSAC-CIの演習を行う際、ノートPC(無線LAN付き)を使います。お持ちでない方のため何台か当方にて用意しますが、数に限りがあり先着予約順とします。
  • GaussianがインストールされているPCは当方にて用意致します。ネットワークを通じてこのPCに接続するため、接続用ターミナルソフト(Teratermなど)をインストールして頂きますので、ご了承ください。
  • 御持参頂きますノートPCのOSは、Windows XP, Windos Vista, Windows 7 のいずれも可能です。
  • Mac OSはサポート致しかねますが、御自身によりネットワーク接続(無線)とUnixへのリモート接続用ターミナルソフト並びにscp,sftpによるファイル転送ソフトの利用が保証できる場合は可能です。

(太字部分を5月20日に追記)

講師 中辻 博 (量子化学研究協会 理事長、京都大学 名誉教授)
江原 正博 (分子科学研究所 計算科学研究センター 教授)
長谷川淳也(京都大学工学部 講師)
福田 良一 (分子科学研究所 計算科学研究センター 助教)
宮原 友夫 (量子化学研究協会 部門長)
中嶋 浩之 (量子化学研究協会 部門長)
内容 別紙、講習会スケジュール表をご覧ください。
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