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第16回 「革新的量子化学シンポジウム」(2024年5月11日開催)のご案内終了しました
恒例の「第16回 革新的量子化学シンポジウム」を下記の通り、2024年5月11日(土)に京都テルサにて開催します。ポスターはこちらよりダウンロード頂けます。 ご参加の方は、office@qcri.or.jp 宛てに、下記返信フォームをお送りください。 返信 office@qcri.or.jp 宛 |
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量子化学研究協会 令和6年度 理事会・総会のご案内
理事会: 日時: 令和6年5月11日(土) am 9:30~10:25 場所: 京都テルサ 第3会議室(西館3階) 総会:
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シンポジウム「挑戦する量子科学:フロントランナーの軌跡」
(2024年3月31日開催)のご案内 終了しました
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機関誌「量子の世界」2023年秋号を発刊しました。
(2023年12月11日掲載)
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(盛会裏に終了しました)
「第42回QCRIセミナー」 (長谷川 淳也先生, 豊田 和男先生 2023年11月20日開催)のご案内 長谷川 淳也 先生と豊田 和男先生による「第42回QCRIセミナー」を2023年11月20日(月)に量子化学研究協会研究所にて下記の通り開催いたします。 講師: 長谷川 淳也 (北海道大学 触媒科学研究所) 講師: 豊田 和男 (大阪公立大学 理学研究科) めったにない機会ですので是非ご参加ください。周囲の方や学生さん、ご興味のおありの方には是非お声かけください。 (2023年10月16日掲載)
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機関誌「量子の世界」2023年春号を発刊しました。
(2023年5月11日掲載)
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第15回 「革新的量子化学シンポジウム」(2023年5月27日開催)のご案内(終了しました)
恒例の「第15回 革新的量子化学シンポジウム」を下記の通り、2023年5月27日(土)にキャンパスプラザ京都にて開催します。その目的は、「量子的自然の叡智と美」とその奥の深さを、参加者一同感得し、楽しむことにあります。量子化学の研究者や全くの素人などが集まり互いに交流して楽しむ場となるよう、参加者同士の交流の場を重視しています。Science全般や、理論化学に興味や好奇心をお持ちの方、是非ご参加ください。 どなたでも参加できますので奮ってご参加ください。参加費は(懇親会を除いて)無料です。
ご参加の方は5月25日(木)までに、office@qcri.or.jp 宛てに、下記返信フォームをお送りください。 返信 office@qcri.or.jp 宛 (2023年5月16日掲載)
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「第40回QCRIセミナー」(講演者: 中井 浩巳 先生, 2023年4月26日開催)のご案内
早稲田大学の中井 浩巳先生による「第40回QCRIセミナー」を下記の通り開催いたします。 講師: 中井 浩巳 先生(早稲田大学) 中井研究室でなされてきた色々な化学に対する量子化学研究をまとめて講演していただきます。 (2023年4月20日掲載)
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機関誌「量子の世界」2022年冬号を発刊しました。
(2022年12月26日掲載)
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機関誌「量子の世界」2022年春号を発刊しました。
(2022年5月18日掲載)
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第14回 「革新的量子化学シンポジウム」(2022年6月5日開催)のご案内
終了しました 今年は量子化学研究協会の革新的量子化学シンポジウムを2022年6月5日(日)にキャンパスプラザ京都にて対面形式で開催いたします。 兵庫県立大学名誉教授の江藤正義先生による量子化学者と健康 セルフ・ヘルスケアのすすめ(ビタミンCの効能など)に関するご講演 、及び大阪大学教授の藤井啓祐先生による量子コンピュータの最近の話題に関するご講演をして頂きます。 どなたでも参加できますので奮ってご参加ください。参加費は(懇親会を除いて)無料です。
ご参加の方は6月3日(金)までに、office@qcri.or.jp 宛てに、下記返信フォームをお送りください。 返信 office@qcri.or.jp 宛 (2022年4月28日掲載)
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機関誌「量子の世界」2021年秋号を発刊しました。
(2021年11月22日掲載)
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京都市民活動情報ポータルサイトに掲載
1月20日に京都三条ラジオカフェFM797で収録したラジオ番組の際に司会をされた京都市市民活動総合センターの吉田 智美さんが、当研究所の活動に大変興味を持たれ、京都市のポータルサイトに掲載する為、取材をさせてほしいとの依頼がございました。
(2021年4月6日update)
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中辻所長がラジオ出演
京都NPOセンターよりQCRI研究所の活動についてラジオ取材をしたい旨の依頼があり、1月20日に京都三条ラジオカフェFM797で30分の番組収録があり、24日(日)の朝10時―10時半まで放送がありました。広く一般向けに私達の活動を説明して欲しいとの依頼で、NPO事業コオーディネーターの吉田智美さん、アナウンサーの雅ふみこさんの質問に研究所長の中辻がお答えする形で収録されました。その放送の記録は
(2021年4月6日update)
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京都市伏見いきいき市民活動センターのインタビュー
京都市伏見いきいき市民活動センターから、私達の認定NPO法人の活動についてインタビューを受け、その記事がブログにアップされました。それについては
(2020年7月31日掲載)
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機関誌「量子の世界」2021年春号を発刊しました。
(2021年4月21日掲載)
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QCRI におけるJSPS 特別研究員(PD, DC) の募集 (募集は終了しました)
現在、量子化学研究協会・研究所(QCRI)では日本学術振興会の特別研究員(JSPS PD, DC: 令和3年度(2021年度)申請分、令和4年度(2022年度)採用分)を募集しております。 当研究所では、主な研究テーマとして、(1)2004年に研究所長の中辻によって開発されたFree Complement (FC) theory (自由完員関数理論)というシュレーディンガー方程式の正確な一般解法に基づいて、正確であると同時に使い易い量子化学理論の構築を目指した研究、及び(2)励起状態を高精度に記述することができるSAC-CI法を用いて、化学現象に潜む普遍的な原理を明らかにする研究、例えば光合成における光化学系?(PSII)などの研究を行っています。 ・ シュレーディンガー方程式の解の精度での量子化学計算を容易にする理論の開発とそのプログラムの作成 なお、QCRIは、科学研究費補助金取扱規程・第2条第8項に規定する研究機関に指定されていて (機関番号:94309)、JSPSの科研費申請や特別研究員の受け入れが認められています。ご希望の方は、まず以下までご連絡ください。 (2021年6月28日update)
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シュレーディンガー方程式を普通の1・2電子積分だけで解く平易な道が拓かれました。
“Solving the Schrödinger equation of atoms and molecules using one- and two-electron integrals only”, Hiroshi Nakatsuji, Hiroyuki Nakashima, and Yusaku I. Kurokawa, Phys. Rev. A. 101, 062508 (2020)こちら よりご覧いただけます。
(2020年6月4日 Phys.Rev.A onlineに掲載)
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中嶋 浩之 部門長が2020 Pople Medal を受章
中嶋 浩之 部門長が、the Asia-Pacific Association of Theoretical & Computational Chemists (APATCC)より、2020 Pople Medalを受章しました。賞について詳細は、http://www.apatcc.org/awards.html をご覧ください。 |
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機関誌「量子の世界」2020年春号を発刊しました。
(2020年5月11日掲載)
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第8回JCS理論化学シンポジウム開催のご案内
新型コロナウィルスの状況を踏まえまして、開催は延期となりました。 第8回JCS(Japan-Czech-Slovakia)理論化学シンポジウムは2021年7月頃に北海道大学(札幌)にて開催予定です。 皆さま奮ってご参加ください。 (2019年5月31日掲載)
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中辻 博 所長「De scientia et humanitate optime meritis (Honorary Medal)」受章
2018年5月23日に中辻 博所長が、チェコ共和国科学アカデミーより「De scientia et humanitate optime meritis (Honorary Medal)」を授章されました。このメダルはチェコ共和国科学アカデミー最高のメダルであり、下記のLaudatioにあるように、これまでの中辻所長の研究業績に対し授与されたものです。 詳しくはチェコ科共和国学アカデミーのページをご覧ください。 本受章のLaudatioは こちら(PDFファイル) からご覧いただけます。 (写真をクリックすると大きな写真でご覧いただけます。) |
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News
The director, Hiroshi Nakatsuji was awarded the 2016 Schrödinger medal of WATOC “For the discovery and development of general methods of solving the Schrödinger equation of atoms and molecules”.
本受章について、 Angew. Chem. Int. Ed.誌 (55巻, 4861ページ(2016年)) の”News”欄に掲載されました。
The WATOC (World Association of Theoretical and Computational Chemists) Schrödinger medal is awarded each year to one outstanding theoretical and computational chemist:
http://watoc.net/watoc.schroedinger.html. |
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Abstract of the Plenary Lecture at WATOC 2017, Munich
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News
「特定非営利活動法人 量子化学研究協会」は、
2016年3月24日「認定NPO法人」に認定されました。 認定NPO法人は行政府により、NPO法人の中でもその活動・財務等が優秀な法人のみを厳格な審査のうえ選んで認定されるものです。量子化学研究協会は、京都市より800以上の法人の中で15番目に平成28年3月24日認定を頂きました。認定NPO法人についての詳細は、量子の世界2016年春号をご覧ください。
「認定NPO法人 量子化学研究協会」では、個人の皆様、民間企業等の皆様からのご寄付を求めております。認定NPO法人へ寄付をすると、寄付者は、所得税, 相続税, 法人税から税の控除を受けることができます。ご寄付頂きました御こころざしは、真に有用な量子化学の研究とその普及を通じて科学技術の発展と人類の幸福に寄与する活動に使わせて頂きます。ご寄付をお考えの方はこちらをご覧ください。 |
中辻がWATOCの2016年度 Schrödinger medal を受賞 (2015年12月21日)
授賞式は2017年8月、Munich, Germany のWATOC Congressにて行われます。
iExg 理論に関する論文が発表されました。(2015年5月18日)
6th JCS-2015 理論化学シンポジウムのご案内
- 日時: 2015年10月11日(日)?10月14日(水)
- 場所: The Smolenice Castle near Bratislava (Slovakia)
- Web: http://jcs-2015.sav.sk/
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| シンポジウム会場(スロバキア Smolenice城) |
JCS2009を成功に導いたスロバキアのオーガナイザー:酒蔵のワインとUrban教授, 自慢の喉を披露するNoga教授, 全体を見守るKello教授
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15th ICQC (Beijing) にて中嶋がBest Poster Awardを受賞 (2015年6月13日)
I.146 Solving the Schrödinger Equations by the FC-LSE Method: Application to Some Organic Molecules. I
15th ICQC (Beijing)とSatellite Meeting (Nanjing) において中辻が招待講演を行いました(2015年6月9日)
- Invited Lecture: Hiroshi Nakatsuji
Aspects of the free-complement theory
The 15th ICQC Satellite Meeting (Nanjing, China, June 8-13 (2015) - Invited Lecture: Hiroshi Nakatsuji
Possibilities of the Free-Complement Theory
The 15th ICQC (Beijing, China, June 8-13, 2015)
15th ICQC (Beijing) にて研究成果を発表(2015年6月9日)
- Poster Peresentation: Hiroyuki Nakashima, Yusaku I. Kurokawa, Hiroshi Nakatsuji
I.146 Solving the Schrödinger Equations by the FC-LSE Method: Application to Some Organic Molecules. I - Poster Peresentation: Yusaku I. Kurokawa, Hiroyuki Nakashima, Hiroshi Nakatsuj
I.94 Solving the Schrödinger Equations by the FC-LSE Method: Application to Some Organic Molecules. II
第18回理論化学討論会で研究成果を発表(2015年5月29日)
- 1L15 ○中嶋浩之、黒川悠索、中辻 博
有機・無機化合物のシュレーディンガー解の計算:大きな分子の計算に向けて. I - 1L16 ○黒川悠索、中嶋浩之、中辻 博
有機・無機化合物のシュレーディンガー解の計算:大きな分子の計算に向けて. II
機関誌「量子の世界」創刊のお知らせ(2015年4月10日)
こちらよりダウンロード頂けます。
第9回 革新的量子化学シンポジウムを5月9日(土)に開催(終了しました)
桑田貴平様 (1973年MC卒) よりエチオピアから素敵な手紙が届きました。
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中辻 博 様
エチオピア高原を発する青ナイルは、瀑布によって流れ下り、スーダンで、ケニアから来た白ナイルと合流し、ナイル川となります。
73年、MC修了後、2度ばかりお会いした以外、御無沙汰しております。去年、6月頃偶然メールでやりとり致しました。在学時、中辻先生の研究に全身全霊、没頭されていた姿を昨日のように覚えています。故・加藤博史教授、平尾さんらの姿と共に。私はメーカ就職後、南米のアルゼンチン、ウルグアイ、ブラジルに足かけ16年過ごし、今、此処エチオピアに居ます。早や2.5年経ちました。エチオピア発祥の地、世界で2番目にキリスト教を国教とした歴史ある国です。人々の肌は”黒”ではなく”茶”。彫りの深い顔立ちで”アビシニア美人”の地で、物凄い美人を町でよく見かけます。その楽しみと、一日4?5杯飲むモカ・コーヒー。人々は何杯も飲みます。首都アジスアベバは、標高2500mにつき、朝晩は12度迄冷えます。今年の4月2.5年ぶりに帰国します。
エチオピア連邦共和国
アジスアベバ市 2/25 桑田貴平 頂いた絵葉書 |
Exact理論に関する論文が発表されました。(2015年2月27日)
equation of atoms and molecules: Basic theories and features”, H. Nakatsuji and H. Nakashima, J. Chem. Phys. 142, 084117 (2015) が発表されました。 論文リスト よりご覧いただけます。
国際学会で招待講演を行いました。(2014年10月)
- “Solving the Schrödinger Equations of Molecules for Doing Chemistry”, Hiroshi Nakatsuji, CRC International Symposium, Oct. 30-31, 2014, Stockholm, Sweden
- “General Coalescence Conditions for the Exact Wave Functions: Higher-Order Relations for Many-Particle Systems”, Molecular Electronic Structure Workshop (MES14), Yusaku I. Kurokawa, Sep. 1-4, 2014, Amasya, Turkey
分子科学討論会2014で研究成果を発表(2014年9月21日?24日)
第17回理論化学討論会で研究成果を発表(2014年5月22?24日)
東工大TSUBAMEグランドチャレンジ(2013年春・秋)に採用され、その結果がSC13(米国デンバー)の東工大ブースにてパネル展示されました(2013年11月17日?22日)

Acc. Chem. Res.においてMost Read ArticleのTop4にランクされました(2012年7月)
京コンピュータシンポジウム2012, ポスターセッション 優秀賞受賞(2012年6月15日)
○中嶋 浩之, 石川 敦之, 黒川 悠索, 中辻 博
「Senior CMOA Medal」受章 及び 「CMOA Prize」受賞
2011年9月に金沢で開かれたQSCP-XVI (The XVIth International Workshop on Quantum Systems in Chemistry and Physics ) にて中辻博研究所長が「Senior CMOA Medal」を受章されました。
また、同学会にて、理事の長谷川淳也准教授が「CMOA Prize」を受賞されました。
声明
平成21年11月20日、次世代スパコン開発プロジェクトの推進を強く支持し、「凍結」に反対する声明を出しました。
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次世代スパコン開発プロジェクトの推進を強く支持し、
「凍結」に反対します
10月13日に行われた行政刷新会議の事業仕分け作業により、国家プロジェクトとして理化学研究所が中心になり進めている次世代スーパーコンピューター開発プロジェクトが、一時間に満たない議論と投票により”凍結”と結論されました。このプロジェクトは科学技術立国を目指す我が国の重要なプロジェクトの一つであり、我が国が科学技術立国を目指しそれによって世界の繁栄と福祉に貢献しようとする基本政策の是非の上に議論されるべき性格のものです。
行政刷新会議により「本格的着手の妥当性」としてまとめられている見解は、税金投入の見返りとしての効果と利益、世界一を目指す上でのプロジェクト推進の在り方に論点があり、これらは以下に述べるように、本開発プロジェクトにおいて常々議論され検討されてきたものです。私たちは、我が国が科学技術立国を目指しそれによって世界の繁栄と福祉に貢献しようとする基本政策に賛成し、そのうえに立つ次世代スーパーコンピューター開発プロジェクトの円滑な進行を強く求めます。またこのプロジェクトの「凍結」は、以下に述べる理由により、我が国の国益に大きく反するものでありますので、その見直しを強く求めます。 コンピューターは現代の科学技術にとって「空気」や「水」のように必要不可欠な環境をなしており、スーパーコンピューターはその頂点に立つもので、その国の科学と技術と情報に関する国力と産業力の象徴であり要であります。この産業力と国力に対する評価が我が国の文化的・経済的活動の源泉であり、我が国の輸出産業などをインテグラルに支えるものである事は明らかであります。この頂点の科学と技術の革新を推進することによって、その大きな分野全体が同時に発展し、我が国の経済と文化の発展をもたらし、世界の尊敬を勝ちうるのです。 また、スーパーコンピューターそのものも、不可能を可能にする力があり、これによってあらゆる科学・技術分野、地球的分野(温暖化・気象など)、生物と薬の分野、などなどが直接的なメリットを受け、それによって今まで不可能であった事が可能になり、我が国の文化と国民の生活に大きな直接的メリットをもたらします。 この事業は、世界一でなくてはなりません。世界の科学技術も経済も世界一にしか注目しません。この競争社会にあってどうして二流を買うでしょうか? また、我が国の多くの科学技術分野もこの世界一の道具によって初めて、世界の競争に打ち勝てます。この世界一の競争は、高い文化と知と技術を必要とし、常々そこでトップで走っていてのみ、次の競争に勝てるのです。「凍結」はそのような分野では致命傷です。 世界一でなければどうなるか?まず、我が国のコンピューターとその関連製品が売れなくなります。基本的な評価がないからです。次に、我が国が世界一のコンピューターを輸入するようになります。それがないと、世界の熾烈な競争に打ち勝つ事が出来ないからです。そのために、非常に高価な代金を支払わなくてはなりません。その状況は、スパコン開発技術を持たないヨーロッパ諸国が日米からのスパコン導入に多大の投資を余儀なくされている現状に明らかです。我が国がそのような状況になっていいのでしょうか? 次世代スーパーコンピュータープロジェクトは、政府と多くの専門家や一般委員の方々、また外部の多くの科学者や民間人の意見などを踏まえて進展してきたもので、しかも既に船はのり出していて、産業界や科学技術界はその成功を前提として動き出しています。従ってこれを凍結することの「波及効果」には空恐ろしいものがあります。 以上の理由から、私達は、政府に対して、本プロジェクトの重要性を再認識し、「凍結」を撤回し、より一層強力にプロジェクトの推進を図る事、を求めます。 平成21年11月20日
特定非営利活動法人・量子化学研究協会 中辻 博(理事長・京都大学・名誉教授) 波田雅彦(副理事長・首都大学東京・教授) 江原正博(副理事長・分子科学研究所・教授) 中井浩巳(理事・早稲田大学・教授) 杉本 学(理事・熊本大学・准教授) 長谷川淳也(理事・京都大学・講師) 牛尾二郎(監事・日立製作所) 遠藤一央(東京理科大学・客員教授) リントゥルオト正美(京都府立大学・准教授) 福田良一(分子科学研究所・助教) 本田 康(首都大学東京・助教) 豊田和男(大阪市立大学・講師) 宮原友夫(量子化学研究協会研究所) 中嶋浩之(量子化学研究協会研究所) 黒川悠索(量子化学研究協会研究所) 石川敦之(京都大学) 堀川武則(東京大学) 中尾武寿(松下電器産業) 中辻美恵子(量子化学研究協会) 伊藤祐富子(量子化学研究協会) |






















頂いた絵葉書



