| 開催日時: ・ 2026年3月7日 (土) 10:00~17:00: 基礎 ・ 2026年3月14日 (土) 10:00~17:00: アドバンス (セットでの講習ですが、どちらか一方のみの受講も可能です。) 会場: 京都技術科学センター(会議室B) (京阪出町柳駅より徒歩10分) (量子化学研究協会研究所のあるところです。) 会費(各会): ・ 一般: 25,000円 ・ 学生: 15,000円 持ち物: ノートパソコン(講義資料や入出力ファイルの閲覧等に利用) 申込方法: office@qcri.or.jpに以下の返信フォームをご記載下さい。 —- 返信フォーム —- 御芳名: 連絡メールアドレス: ご所属: ご住所(ご自宅): —- ここまで —- |
SAC-CI理論(1978,中辻)は、分子の基底,励起,イオン化,アニオン化状態等を統一的に計算できる強力な量子化学理論であり、世界最大シェアの量子化学プログラムGaussianに搭載されています。近年、光と分子が織り成す化学が様々な分野で脚光を浴びる中、SAC-CI理論はその予言や解析を行う有用なツールとして活用でき、その価値が高まっています。
さらに、近年、Scaledシュレーディンガー方程式と自由完員関数理論(2004,中辻)に基づくexact理論とHellmann-Feynman静電定理を必要条件として満たす静電力理論(1973,中辻)をSAC-CI理論と融合する新たな複合的理論体系の開発が進められています。
量子化学研究協会研究所では、これまでもSAC-CI講習会を開催してきましたが、この度、新しい理論的発展を踏まえ、上記要領で「新しいSAC-CI講習会」を開催します。3月7日(土)に基礎編、3月14日(土)にアドバンス編、のセットでの講習となりますが、どちらか一方のみの受講も可能です。以下のような講習内容を予定し、基礎編, アドバンス編で適宜講習します。
- 励起状態の量子化学とSAC-CI理論
- SAC-CIの計算法と計算ノウハウ
- SAC-CIで何ができる?SAC-CIによる様々な研究例の紹介
* 精密理論分光、生物化学、相対論、表面触媒(DAM法)などの幅広い応用例 - 新たなSAC-CI理論の展開: exact理論と静電力理論
など
会場は、量子化学研究協会研究所のある京都技術科学センターです。京大吉田キャンパスに近く鴨川沿いの静かな場所で、密なディスカッションが可能です。
皆様のご参加をお待ちしております。
